約 5,462,668 件
https://w.atwiki.jp/nanohass/pages/2245.html
艦船フリーデン内 休憩室。 大きなソファーに観葉植物が置かれた質素な作りのこの部屋で、ウィッツとロアビィの雇われ組は休憩をとっていた。 ロアビィはを何か考えているのか、壁に寄り掛かって難しい顔をしている。 ウィッツはウィッツでそれを全く意に介さず、つまらなそうにソファーに寝そべっていた。 「おかしいとは思わない?」 ふと、静寂を切ってロアビィがウィッツに話し掛ける。 「何がだよ?」 「ジャミル・ニートといえば、この世界じゃかなり名の通ったバルチャーだろ? そんな奴が実は時空管理局の人間で、『提督』なんて大層な役やってる超エリートと来たもんだ」 「……そのジャミルが、あんな小娘一人に血眼になってるってことか?」 「ご名答」 起き上がり様にウィッツはロアビィに顔を向ける。 実を言うと、ウィッツも少しだけティファの素性が気になっていた。 名目上二人への依頼は『船の護衛』だが、ジャミルから託された真の依頼は『ティファ・アディールの護衛』 しかも仕事は護衛だけだというのに給金は破格。 何故ティファという娘にそこまでこだわるのだろうか。 ウィッツには皆目見当もついておらず、それは話を始めたロアビィも同じだった。 「それにあんなに強そうな局員の方々連れてるのに、俺達みたいなフリーの魔導師雇うのも解せないんだよねぇ」 「裏があるってか?」 「ま、そういうこと」 「……ジャミルが何を考えてるか知らないが、俺には関係ねぇや」 理由を知った所で報酬を貰ったら即さよならだしな、と付け加える。 契約云々以前に、ウィッツは時空管理局と関わりたくないという強い思いがあった。 時空管理局の管理下に置かれたアフターウォーでは法が施行されている。 殆ど飾りに近い法とはいえ、バルチャーを営むにはその法律に則って管理局の許可が必要になるのだ。 しかし質量兵器の使用禁止や魔導師ランク取得などバルチャー認定基準がこの世界の住人にとっては厳しい為、ほとんどのバルチャーは無許可で活動をしている。 ウィッツも認定手続きが面倒だという理由で無許可バルチャーをやっており、時空管理局と行動を共にしている今現在もかなり居心地の悪い思いをしているのだ。 触らぬ神に祟り無しとでも言わんばかりに、ウィッツは再びソファーへ横になった。 そんなウィッツを見てロアビィが呆れたような表情を浮かべる。 「そいつは残念。彼女の秘密がわかれば、それをネタにして儲け話にでも」 「儲け話だぁっ!?」 完全に冷えたと思われたウィッツの態度が急速に加熱した。 ソファーから飛び起き、ロアビィにズイと詰め寄る。 金が絡んだ途端に豹変したウィッツの態度に驚きを隠せないロアビィだが、場所が場所だけに焦りを感じた。 「し、しーっ! 声が大きいよ。誰かが聞いてたらどうすんの?」 「聞いていたが、どうする気だ?」 ハッと口を抑えるが時既に遅し。 後ろから痛い程視線が突き刺さる。 目の前のウィッツの表情が引き吊っているのを見ても、後ろにいるのは話しを聞かれたら相当不味い人間だと言う判断はついた。 ロアビィは恐る恐る後ろを振り返る。 そこにいたのは怖い顔をした鬼……ではなく、腰に手を当てたシグナムとサラだった。 「全く、偵察に行くと呼びに来てみれば。油断も隙もあったものではないな」 「い、いやー……これはその、ちょっとした出来心で……」 「とにかく、キャプテンに報告します」 「ちょ、ちょっと待った!」 ロアビィは去り行くサラの腕を慌てて掴み、自分の方へと引き寄せる。 ジャミルに知られれば報酬を貰う前に追い出される危険さえあるのだ、かなり必死である。 しかしサラは煩わしそうにロアビィを睨み付け、捕まれた腕を振り払う。 「言い訳はキャプテンの前でどうぞ」 「怒ると、素敵な顔になるね」 「この状況でよくそんな口が利けたものだな」 身が危ないと言うこんな時まで口説き文句は忘れない。 そんなロアビィに呆れ果てるシグナムだが、サラは対照的に薄っすらと頬を染めた。 しかし厳しい表情が崩れることはなく、またすぐに部屋の外へと歩みを進める。 その時、またもロアビィの手がサラの腕を掴む。 「おい! 待てって言ってんだろ!」 「ちょ、ちょっと! 放して!」 「キャプテンキャプテン言ってるけどさ、あんたらだって何も知らされずにこんな偏境世界まで来てるんだろ!?」 「そっ、それは……」 確信を突く一言に今まで厳しかったサラの表情が一変した。 目を逸らし、ばつが悪そうな顔でうろたえている。 ロアビィはサラの腕を放し、今度は打先程とって変わった優しい表情を見せた。 「こっちだって命張って商売してるんだ。……せめて、あのティファとかいう娘のこと、知りたいと思うんだけどね」 「そ、それは……」 「シグナムさんもそう思わない?」 「全く思わんな」 即答。 シグナムにも自慢の話術で賛同してもらおうと企てていただけに、思わずロアビィは肩を透かしを食らう。 「私は主はやてを信頼し、主はやてが信頼したジャミル提督に全幅の信頼を寄せている。そのジャミル提督の事だ、何か考えがあってのことなのだろう」 「これは、見上げた忠誠心で……。でも、こちらとシグナムさんみたいにキッパリ割り切れるような性格してないんでね」 ね? とサラに微笑みかけるが、彼女は浮かない顔のまま何も答えない。 それはシグナムのように無償でジャミルを信用出来なかったことへの自己嫌悪によるものか。 はたまた、副官である彼女に何も教えてくれないことへの寂しさか。 結局ロアビィの言葉に何も返せぬまま、サラは無言を貫き続けていた。 ガロードがティファを連れ去ってから数時間。 二人は逃げ込んだ森の中で焚き火を前に並んで座っていた。 木々に囲まれた森の中だけに、月の明かりは入って来ない。 揺らめく炎の明かりだけが二人の顔を照らし出している。 「ティファ。君って、あいつらに捕まるまではどこにいたんだ? それに、あの不思議な力は?」 ティファに話し掛けながら、ガロードは焚き火の中へ拾ってきた小枝をくべた。 だが、ティファは答えない。 沈黙の中、枝の爆ぜる乾いた音だけが暗い森の中に響く。 「魔法、じゃあないよな? もしかして、前の戦争の時にいたっていう超能力者って君みたいな人だったのかな?」 再びガロードはティファに問う。 だが、やはりティファは答えなかった。 上空で透き通った風が吹き、頭上から木々がざわめく音がする。 雰囲気も手伝ってかその音は非常に不気味に聞こえた。 「なぁ、ティファ。黙ってちゃ何もわからないよ」 焚き火の暖かな光を眺めながらポツリ呟く。 そして沈黙が三度二人の間に落ちるかと思われた時だった。 「私は」 「え?」 殆ど自分からは何も喋らなかったティファが、ガロードに話し掛けてきたのだ。 軽い驚きに顔を横へ向けると、ティファと目が合う。 吸い込まれそうな紺碧の瞳がこちらに向けられていた。 「私は、あなたを知りたい……」 「ティファ……うん。わかったよ」 ガロードはティファからの意外な質問を嫌な顔一つせず快諾した。 気持ちの何処かで、ティファのことも知りたいが、自分のことも知っておいて欲しいと思っていたのかもしれない。 視線を再び焚き火の方へと戻し、ガロードは語り始めた。 「俺が生まれたのは、ちょうど戦争が終わった年だった……」 親父は軍に籍を置く技術者だったけど、戦争で死んじまった。 物心ついた頃って、まだめちゃくちゃだった。 太陽なんて出てないし、ずっと冬みたいだった……。 なんだかんだで、友達も半分くらい死んじゃったし。 やっと春が来るようになって、俺は時空管理局の技師になろうと思ってたんだ。 親父の血を継いだらしくって、昔っからそういうのが得意だったから。 それに管理局なら才能次第で子供でも雇ってくれるし。 でもある日、町は流れの魔導師の一団に襲われて……。 酷い有り様だった、ホントに……。 俺、昔から魔法の素質だけは全然なくてさ、何にも出来なかった……。 だから、そんな俺が助かったのは奇跡だった。 いや、あの時、俺は一度死んだんだと思う。 「……へっ、それでふっ切れちゃってさ。今みたいなお仕事になっちゃったってわけ」 「悲しい時代……」 「えっ?」 「思い出も、悲しい……」 そっと、ティファが自分の手をガロードの手に添える。 手自体は、少し冷たい。 しかし、何処か温もりを感じさせるその感覚にガロードの心は解きほぐされてゆく。 「私も、独り……」 「ティファ……」 ガロードは再びティファの瞳を見つめた。 先程は綺麗だと感嘆しただけだったが、今度は少しだけ違う。 ガロードの過去を知ったからか、深い悲しみの色がそこにはあった。 涙など一滴も零れ落ちていないのに、悲しみを感じさせる深い瞳。 その不思議な色に、ガロードはただただ見入っていた。 「暖かい、手……」 「え? ……うぇっ!? うわぁっ!!」 今更ティファに手を握られていることに動揺し、ガロードは慌てて手を離した。 気恥ずかしいやら嬉しいやら、思わず体が縮こまってしまう。 もちろん顔は沸騰したように赤くなっていた。 それが不思議なのか、ティファは小首を傾げる。 だが、次の瞬間その表情が強張った。 『Emergency』 「うわぁっ!?」 GXの警告と同時にティファがガロードを押し倒した。 突然の出来事に目を見張るガロード。 が、目の前を魔力弾が通過し、背後の森に着弾した瞬間全てを悟った。 自分達はまたも襲撃されていると。 「だ、誰だっ!?」 魔力弾が飛んで来たであろう方向を警戒しながら凝視する。 木々の間に魔力の光が見えた。 それはゆっくりゆっくりとガロード達の下へ近づいてくる。 森の中から出て来たのは一人の女バルチャーだった。 そして光は女の持っていたデバイスの魔力刃だと分かる。 「フフフ。お宝を見つけたよ?」 ガロード達を見つめ、女バルチャー――ヴェドバは妖しく微笑んだ。 魔力光が照らすその笑みは、背筋が凍るほど気味が悪い。 「さようなら、坊や達……」 弱者への慈悲でも掛けているつもりなのだろう。 そう囁くとガロード達に掌を向け、拳大の魔力弾を生成した。 GXを起動させようとするガロードだが、ヴェドバが魔力弾を撃つ方が早い。 ヴェドバがそのまま魔力弾を二人に放とうとした刹那。 ヴェドバが出ていた方とは全く違う方向から魔力弾が飛んで来た。 魔力弾はヴェドバとガロードの間に着弾し、凄まじい砂煙が両者を分かつ。 「なっ! 同業者かい!?」 「い、今だ! GX、行くぜ!!」 『Drive ignition』 砂煙の中、すぐさまティファを背に隠れさせガロードは叫んだ。 同時にガロードの体が光に包まれる。 僅か数瞬で光は弾け、バリアジャケット姿のガロードが姿を現した。 光が弾けた衝撃で立ち上がっていた砂煙も晴れる。 だが、そこには目を疑う光景が広がっていた。 「こっ、これはっ! なんて数の魔導師だ!?」 前から、右から、左から。 裕に50は超えるバルチャー達がガロードを狙っていた。 正確には、ガロードの持つGXを。 アフターウォーの大部分である闇を生きる人間は、何もバルチャーだけではない。 情報屋という人種もこの世界において幅を利かせているのだ。 二人が森へ逃げ込んで来た時に茂みから二人を観察していた人物もそんな情報屋の一人。 ガロードは運悪くもGXを所持している所を見られ、バルチャー達に広められてしまったのだ。 「くっ! 渡してたまるかぁっ!」 「うわぁっ!!」 『Round shield』 商売敵の登場に焦ったヴェドバがガロードへ襲いかかった。 辛うじてGXのオートガードにより魔力刃を防ぐ。 しかしいくらデバイスが高性能でもガロードは魔導師として素人だ。 GXに頼り切りで生み出したラウンドシールドは本来の強度の半分にも満たない。 貧弱な障壁はヴェドバの魔力刃によって火花を散らしながら着実に罅を入れられてゆく。 「フッフッフッ……もらったよ!!」 「まだ……まだぁ!!」 『Rifle form』 ガロードの叫びに呼応するようにGXが魔力の光を纏った。 操縦桿の姿は見る見る内に変わってゆく。 光が晴れた時、ガロードの手の中にあったのは白いライフル銃だった。 障壁を維持したまま銃口をヴェドバに向ける。 「ふんっ! 障壁の越しに狙ってどうするつもり」 「食らえ!!」 『Shield buster』 次の瞬間、勝ちを確信していたヴェドバの鳩尾に拳大の魔力弾が直撃した。 障壁として利用していた魔法陣を魔力構築に利用したのだ。 ヴェドバの余裕に満ちていた表情は一瞬で苦痛に歪む。 「がはっ!!」 肺からすべての空気が吐き出されたような錯覚に襲われながら吹き飛ばされるヴェドバ。 そのままの勢いで木に激突し意識を失った。 素人の放った弾とはいえ、ほぼ零距離で射撃魔法を食らったのだ、無傷で済むはずもない。 「よ、よし、まずは一人……うわああぁ!!」 ヴェドバを退け一安心……とは、他のバルチャー達が許さなかった。 同業者が倒れたのを機に、周りで様子を見ていたバルチャー達が一斉にガロード達に攻撃を開始してきたのだ。 罅の入ったラウンドシールドが雨粒の様に飛んでくる弾を防ぐが、いつ消滅してもおかしくない。 (くっ! これじゃあいくらガンダムでも……!) GXを強く握りしめ、反撃できない歯痒さを押さえつけるガロード。 これだけたくさんのバルチャーに囲まれれば、負けは目に見えている。 それに人数も去ることながら、相手は場数を踏んだバルチャー達。自分は初心者。 絶望的だ。 もしガロード一人であったならば、何が何でも逃げようとしていただろう。 「……って、弱音吐いてる場合じゃねぇよな!」 しかし、今のガロードは一人ではない。 守りたい存在が自分のすぐ傍にいるのだ。 有りっ丈の気合いを籠め、ガロードはライフルフォームのGXの銃口をバルチャー達に向けた。 「こんなところで死んでたまるかっ!」 狙いも付けずに引き金を引く。 人数が人数だけに狙いが定まらずとも弾は当った。 「死ぬもんかっ!!」 無我夢中になって引き金を引く。 魔力弾が放たれる度にバルチャーは一人また一人と倒れていった。 「死なせるもんかあああああっっ!!!」 とにかく一人でも多く倒し活路を開く。 自分の後ろに隠れているティファを守るの為に。 ガロードは引き金を引き続ける。 (ガロード……) 10人ほどのバルチャーがガロードの射撃によって気絶した頃。 ガロードを守っていた障壁についにガタが来た。 度重なる攻撃に耐え切れなくなったラウンドシールドは砕け散り、魔力弾の直撃がガロードを襲う。 「うわぁぁぁっっ!!」 バリアジャケットの強度があったお陰で痛みは耐えられる位だが、衝撃は緩和できない。 必死にその場に止まり反撃に出ようとするが、思ったように体が動かないことに気がつく。 慣れない魔力弾の連射にガロードの精神も限界を迎えようとしていたのだ。 「はぁ、はぁ、はぁ……!ジ、GX!」 『Round shield』 少しでも時間稼ぎをとなけなしの魔力で再び障壁を構築する。 が、構築された障壁は点滅し、今にも消えそうなほど頼りないものだった。 これが消えれば、本当にガロードには打つ手がなくなる。 「く、くっそぉ……これまでか………?」 「ガロード」 「えっ?」 ガロードが今度こそ諦めかけたその時、彼の背に隠れていたティファが口を開いた。 命の危機が迫っているというのに、彼女の声は落ち着きを放っている。 「あなたに、力を…」 「力? 力って一体……?」 ガロードが聞き返す声も聞かずティファは不意に目を閉じた。 何かを感じているのか? 理解に苦しむガロードだったが、変化はいきなりやって来た。 『ニュータイプによるシステムロック解除確認。サテライトシステム起動』 GXが告げた瞬間、ライフルフォームだったGコンはデバイスフォームへと戻った。 「な、なんだ!?」 『Satellite form』 「うわぁ!?」 変化はそれだけでは終わらなかった。 再びGコンが変形し、小型画面と透き通った緑のレンズ部が現れる。 更に発動させていない筈のリフレクターウイングの翼までもが出現。 極めつけは、ただ背負っているだけだった巨大な砲身が稼働し、ガロードの右肩を陣取ったのだ。 連続する変化について行けないガロードの前に、今度は空間モニターの画面が現れる。 そこには細かな文字とともに、こう記されていた。 『SATELLITE SYSTEM GX-9900 NT-001』と。 「サテライト…システム……? これが、その力なのか?」 その問いに小さく頷くティファ。 元の性格の為だろうか、それとも例の不思議な力で勝利を確信しているのだろうか、表情に不安や焦りは見て取れない。 しかしガロードにとっては些細なことだ。 諦めるくらいならとGXを強く握りしめた。 「よぉし……行くぜっ!」 『フラッシュシステム起動。メインシステムとの魔力リンク接続。初回ユーザー登録を行います』 丁度その頃。 ティファの捜索を再開したフリーデンが、今まさにガロード達が戦闘をしている森へ近付いていた。 戦闘と思わしき光を見つけ、もしやガロードではないかと疑いを持ったからだ。 守護騎士一同と雇われ組は偵察に行っているため、ブリッジには緊急時に襲撃できるようはやてが待機している。 「キャプテン、そろそろ戦闘区域に……あら?」 「どうしたですか?」 管制の手伝いをしていたリインがサラの疑問符を浮かべた声に反応する。 「あ、いや、戦闘中だと思われる魔導師一体の魔力値が規則的に上下しているの。どこかと通信でもしているのかしら」 「なに!? まさかっ……!」 「? ジャミル提督?」 「至急偵察に出ている守護騎士達を呼び戻せ!!」 「は、はいです!!」 様子が急変したジャミルに驚きつつも、リインはすぐにシグナム達と通信を始めた。 ジャミルは落ち着きを失い、体を震わせながら拳を握る。 脳裏に過るのは15年前の悪夢。 (やめるんだ! ティファッ!) 強く念じるジャミルだが、頭を駆け巡ったのは激しいノイズだけだった。 同時に、横にいたはやてが月から伸びる一本の光を視認する。 「なんや、あれ……?」 『ユーザー登録完了。魔力受信用ライン精製』 GXを銃を撃つように構えると、月から伸びてきた魔力ラインがレンズ部に直結した。 空間モニターの内容が文字から射撃照準へと変わり、ガロードの狙いと照準の中心がリンクする。 「次っ! 4.03秒後に……月の魔力!?」 「……来ます」 ティファの言葉の直後、膨大な月の魔力が魔力ラインを通してGXへと流れ込んできた。 同時にGX内蔵された小型画面にリフレクターウイングと全く同じ形のケージが現れ、魔力のチャージ量を逐一表示する。 ガロードの背のリフレクターウイングも更なる輝きを放ち、それに怯んだバルチャー達は思わず攻撃を中止した。 歴戦の勘から逃げ出す者も少なくない。 魔力を受けているガロード自身も、デバイスから伝わる魔力の強さにGXを握る力が強まる。 『ライン精製及び受信成功。チャージ完了までのカウントダウンを開始します』 「キャプテン! 例の対象魔力値が大幅に上昇しています!!」 「くっ! ティファよ……!」 ノイズと闘いながらティファに呼びかけるジャミルだが、返答は全くない。 遂には耳から鮮血が垂れ出してきた。 「は、はやてちゃん……」 「誘拐事件は起こるわ月からレーザー光線が降ってくるわ……今度は一体何が起きるって言うんや……」 不安げな表情を浮かべて近づいてくるリインを軽く抱き寄せ、はやては深く溜息をついた。 しかし、不安を抱えているのははやても同じだ。 ジャミルの只ならぬ様子を見ていれば、これから何が起こるのか想像がつかなくても恐怖を掻き立てられる。 何かとんでもないことが起こる。 フリーデンクルー全員が緊張に包まれた。 『Three』 ――秩序の崩壊したこの世界にあって、頼れるのは己の力だけである。 生きるためには、戦わねばならないのだ。 確かに戦争は終結した。 だが、一人一人の戦争は、まだ終わってはいなかった。 『Two』 だから人は力を求めた。 己の欲を満たすため、己の大切だと思うものを守るため。 ただ我武者羅に力を求めた。 手に入れた力は争いを招くと知っていて、それでも人は力を求めた。 そして、人が求めた力によって…… 『One』 悪夢は再び蘇る―― 『Count zero』 「撃つなあああああああああああああ!!!」 「行けええええええええええええええ!!!」 『Satellite cannon』 奇しくも、ジャミルの叫びとガロードが引き金を引くのは同時だった。 瞬間、サテライトキャノンの砲口から眩い『光』が噴き出す。 噴き出した『光』は一本の巨大な束となり触れたもの全てを飲み込んでゆく。 草花が、木が、暗闇が、人が、全て例外なく。 『無慈悲』という言葉が最も当てはまるのだろう、その光の前には如何なるものも抵抗を許されなかった。 「うああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」 そして光の爆心地であるガロードの視界も光に包まれてゆく。 まるで自分の体が消えてゆくような感覚。 広がってゆく無音の世界。 目の前の現象を全く理解することが出来ず、ガロードはただ叫ぶしかなかった。 ――ティファの異変に気付かずに。 かくして、森は数分も経たないうちに光に溶けた。 強い恐怖のみを感じる、死の光に。 『GX-9900 ガンダムX』 15年前一つの世界を滅ぼしかけたデバイスの名である。 ―PREVIEW NEXT EPISODE― 復活したサテライトシステムにより、多くの人間が死に、ティファの心は深く傷ついた。 時空管理局の精鋭達により捕えられたガロードは、GXを奪われ監禁されてしまう。 そして他方では、大いなる悪意が静かに動き始めていた。 第三話「私の愛馬は凶暴です」 戻る 目次へ 次へ
https://w.atwiki.jp/compe/pages/223.html
参加者一覧 6【ジョジョの奇妙な冒険】 ◯エンリコ・プッチ/◯豆銑礼/◯空条徐倫/◯岸辺露伴/◯ディアボロ/◯ホル・ホース 5【アイドルマスターシンデレラガールズ】 ◯夢見りあむ/◯高垣楓/◯千川ちひろ/◯島村卯月/◯新田美波 4【ゴブリンスレイヤー】 ◯ゴブリンスレイヤー/◯牛飼い娘/◯令嬢剣士/◯勇者 4【Re ゼロから始める異世界生活】◯ナツキ・スバル/◯レム/◯レグルス・コルニアス/◯ペテルギウス・ロマネコンティ 4【Fate/Grand Order】 ◯藤丸立香/◯マシュ・キリエライト/◯ラヴィニア・ウェイトリー/◯沖田総司 3【グラブルーファンタジー】 ◯コルワ/◯ナルメア/◯カリオストロ 3【銀魂】 ◯坂田銀時/◯志村新八/◯沖田総吾 3【この素晴らしい世界に祝福を!】 ◯佐藤和真/◯アクア/◯ウィズ 3【スーパーマリオくん】 ◯マリオ/◯ヨッシー/◯ピーチ姫 3【クレヨンしんちゃん】 ◯野原しんのすけ/◯佐藤マサオ/◯ロボひろし 2【タイムパラドクスゴーストライター】 ◯佐々木哲平/◯藍野伊月 2【大帝国】 ◯グレシア・ゲッベルス/◯レーティア・アドルフ 2【とある科学の超電磁砲】 ◯白井黒子/◯美山写影 2【進撃の巨人】 ◯エレン・イェーガー/◯ライナー・ブラウン 2【魔法娼女理愛 獣欲に嵌まる母娘】 ◯有栖川理愛/◯清良トキ 2【ファイナルソード】 ◯ぉ姫様/◯勇者(主人公) 2【チェンソーマン】 ◯デンジ/◯パワー 2【ドラえもん】 ◯野比のび太/◯ドラえもん 2【東方project】 ◯レミリア・スカーレット/◯八雲紫 2【ドラゴンクエスト3】 ◯アルス(男勇者)/◯アリス(女勇者) 2【モンスター烈伝オレカバトル】 ◯聖帝エーリュシオン/◯老将エンキ 1【ONE PIECE】 ◯シャーロット・リンリン 1【ドキドキ!プリキュア】 ◯菱川六花/キュアダイヤモンド 1【黒衣の少女探偵 月読百合奈】 ◯月読百合奈 1【青鬼】 ◯ひろし 1【妖怪の飼育員さん】 ◯鳥月日和 1【快獣ブースカ】 ◯ブースカ 1【鬼滅の刃】 ◯甘露寺蜜璃 1【ドラえもん のび太と鉄人兵団】 ◯リルル 1【刀使ノ巫女(アニメ版)】 ◯燕結芽 1【アカツキ電光戦記】 ◯アカツキ 1【大阪万博2025】 ◯命の輝き 1【ペーパーマリオ オリガミキング】 ◯ハサミ 1【こじらせ百鬼ドマイナー】 ◯飴宮初夏 1【Akinator】 ◯アキネーター 1【からかい上手の高木さん】 ◯西片 1【オーバーロード】 ◯クレマンティーヌ 1【IT それが見えたら、終わり】 ◯ペニーワイズ 1【呪術廻戦】 ◯真人 1【BACCANO バッカーノ!】 ◯ラッド・ルッソ 1【血界戦線】 ◯ザメドル・ルル・ジアズ・ナザムサンドリカ 1【UNITIA ユニティア 神託の使徒×終焉の女神】 ◯サーニャ 1【魔法少女リリカルなのはA's】 ◯ヴィータ 1【野原ひろし 昼飯の流儀】 ◯野原ひろし? 1【コンクリート・レボルティオ〜超人幻想〜】 ◯星野輝子 1【Twitter】 ◯クッパ姫 1【13日の金曜日】 ◯ジェイソン・ボーヒーズ 1【ペルソナ5 スクランブル ザ ファントム ストライカーズ】 ◯シャドウ茜 1【魔法少女リリカルなのはPORTABLE-THE GEARS OF マテリアル娘-】 ◯レヴィ・ザ・スラッシャー 1【志村けんのだいじょうぶだぁ】 ◯変なおじさん 1【バトルロワイアル(実写版)】 ◯桐山和雄 1【うしおととら】 ◯シャガクシャ 1【ワールドウィッチーズシリーズ】 ◯シャーロット・E・イェーガー 1【Re CREATORS】 ◯煌樹まみか 1【ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド】 ◯コーガ様 1【クッキー☆BB】 ◯RRM姉貴 1【艦隊これくしょん】 ◯足柄 1【刀剣乱舞】 ◯和泉守兼定 1【リベリオンズ Secret Game 2nd Stage】 ◯粕谷瞳 1【水曜日のダウンタウン】 ◯クロちゃん 1【輝光翼戦記 天空のユミナ】 ◯翠下弓那 1【11eyes -罪と罰と贖いの少女-】 ◯リーゼロッテ・ヴェルクマイスター 1【最悪なる災厄人間に捧ぐ】 ◯クロ(リーダー) 1【Caligula Overdose-カリギュラ オーバードーズ-】 ◯神楽鈴奈 1【真夏の夜の淫夢】 ◯平野源五郎 1【ウマ娘 シンデレラグレイ】 ◯オグリキャップ 1【ドリフターズ】 ◯土方歳三 1【ミスミソウ】 ◯野崎春花 1【例のアレ】 ◯Syamu-game 1【そんな未来はウソである】 ◯佐藤アカネ 1【刀語】 ◯とがめ 1【大番長 -big bang Age-】 ◯斬真狼牙 1【meme】 ●絶叫するビーバー1 111/112
https://w.atwiki.jp/gow3wiki/pages/31.html
ダウンロード・コンテンツ[シーズン・パス] Horde コマンド パック ブースター マップ パック ラームの影 'Fenix Rising' マップ パック 'Forces of Nature' マップパック 特殊ダウンロード・コンテンツ[コマンド・ドム] [整備士ベアード] [サベッジカンタス] [サベッジグレネーディアエリート] [アダム・フェニックス] [グリフィン] ダウンロード・コンテンツ マーケットプレイスからMSPで購入可能なもの。 ソフト日本語版 + 北米タグ&カナダタグで購入したDLC(スキンパック)は問題無く適応可。 (その他の海外のバージョンソフトとDLCの組み合わせは未確認) [シーズン・パス] 価格 2400MSP 購入すると2011年11月から数ヶ月度に配信が予定されている4つ(合計3600MSP)のダウンロード・コンテンツが無料で手に入るというもの。 比較すると33%オフ 購入特典としてLiquid Metal武器スキンが手に入る。 シーズンパスに含まれるDLC Horde コマンド パック ラームの影 'Fenix Rising' マップ パック 'Forces of Nature' マップ パック Horde コマンド パック 11/1配信 9 00 AM(EST) 日本時間では11/1 PM11 00頃の予定 価格 800MSP シーズンパスに含まれる。250ポイントの追加実績あり。 #ref error :画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。 http //epicgames.com/community/2011/10/gears-of-war-3-horde-command-pack-available-nov-1/ 【マップ】 Blood Drive(Horde/Beast/プライベート対戦用) Rustlung(Horde/Beast/プライベート対戦用) Azura(Horde/Beast/プライベート対戦用) 【キャラクター】 オニキスガード オニキスガードはエリート特殊任務部隊でCOG議長の命令のみで活動すると見られている。しかし、当局者筋はこの部隊の存在を認めていない ビッグ リグ ディジー ディジーの生きがいは双子の娘と戦場で乗り回す巨大なビッグリグのベティー。これはベティーへの勝負装備だ バーニー マタキ 凄腕スナイパーでありサバイバルのエキスパート。年を重ねてもその腕が衰えることはなく、彼女の神秘的なカリスマ性は増すばかりだ 【武器スキン】 カモ プラズマ 【アップグレード内容】 コマンドセンター:スナイパーチーム、Mortarの爆撃、複数のドーンハンマーといった攻撃支援を依頼することができるようになる。 デコイ:デコイをOnyx Guardのボットにすることができるようになる。 セントリー:強力なダメージを与え、ベルセルクにも効果的なファイアボルトセントリーを追加する。 シルバーバック:さらなる修理コスト削減が可能になったほか、ロケット発射も追加できる。 【備考】 新マップはHorde、Beast、プライベート対戦でのみ使用可能。(Versus Booster Map Packの項目も参照のこと) ブースター マップ パック 11/24配信 価格 無料 Epic Gamesから全てのギアーズファンに感謝の気持ちを込めて特別配信。 【マップ】 Bullet Marsh Clock Tower Azura(パブリック対戦専用) Rustlung(パブリック対戦専用) Blood Drive(パブリック対戦専用) 【武器スキン】 インポッシブル (インセインでストーリーモードをクリア) 【備考】 パブリックで使用可能な5つのマップパック。 Bullet Marsh、Clock Towerは全てのゲームモードに対応。 Azura、Rustlung、Blood Driveはパブリック対戦専用でHorde、Beast、またはプライベート対戦で遊ぶにはHorde Command Packが必要。 ラームの影 12/13配信 価格 1200MSP シーズンパスに含まれる。250ポイントの追加実績あり。 http //gearsofwar.xbox.com/ja-JP/news/article/2011-10-dlc-2-announce http //www.choke-point.com/?p=10287 【追加キャンペーン】 RAAM s Shadow 【キャラクター】 マイケル バリック バリックは粘り強く諦めずに、難民として何年も過ごしてきた、COG軍兵士に志願した理由はただ1つ。ローカストを根絶やしにすることだ ミン ヤン キム キム中尉は、誇り高く、熱心で、野心のある軍人だ。COG軍の一員として、規律通りに行動することを信条とする。またCOG軍兵士であることに誇りを感じている アリシア ヴァレラ ひたむきな兵士で、ローカストに対して個人的な恨みを持つ。研ぎ澄まされた感覚から偵察隊として重宝され、後ろを守らせても信頼に足る タイ カリーソ タイは自然を崇拝する古来の戦士文化で育った。自然への思いを強力なエネルギーに変え、静止不能な怒りは戦場の敵を震え上がらせる セロンエリート ブラックセロンは非常に珍しい種の残虐なローカストだ。クイーンのためなら自らの命を投げ出すのはもちろん、容赦なく仲間の命をも犠牲にする ラーム将軍 ブラックセロンの精鋭部隊を率いる、残虐で聡明なローカストの将軍。彼らを見て生還した者はなく、COG軍の間で恐ろしい噂だけがまことしやかに囁かれている 【武器スキン】 チョコレート 'Fenix Rising' マップ パック 2012/01/17配信 価格 800MSP シーズンパスに含まれる。250ポイントの追加実績あり。 レベル制を導入、5個の新マップ、4人の追加キャラ、3つの新武器スキン。 Lv100に達した場合、成績を引き継いだままレベルを1から再スタート(3回まで)することが可能。 100に達する度にカスタムスキンと新たな階級による称号の色を入手可。 Gears of War 3 Kicks off the New Year with “Fenix Rising” | Epic Games Community http //epicgames.com/community/2011/12/gears-of-war-3-kicks-off-the-new-year-with-%e2%80%9cfenix-rising%e2%80%9d/ Hit Old Curb-Stomping Grounds in GoW3's Fenix Rising - Xbox 360 Feature at IGN http //xbox360.ign.com/articles/121/1215205p1.html 【マップ】 Academy Anvil Depths Escalation The Slab 【キャラクター】 新兵クレイトン カーマイン クレイトンは兄弟のあこがれの存在。逞しく、自身に溢れている。彼が立ち去る前には1体のローカストも残らないようあらゆる手段を使う コールトレイン(リミテッド) かつてのプレイスタイルの影響か、コールトレインは常にローカストの群れに真っ直ぐ突っ込んでいく。細やかな戦術よりもパワーで勝負だ サベッジカンタス(リミテッド) サベッジカンタスは、地底が閉ざされたことに多大な衝撃を受けた。本体祈祷師であった彼らは、戦場で暗く重苦しい唸り声をあげる。その響きは人間に恐怖を呼び起こす サベッジモローダー 地底の外で組織を最初に形成したのが、ローカストモローダーだ。激しい内輪もめと残忍な奇襲部隊が組織的と呼べるかは別だが 【武器スキン】 リアッププラズマ リアップオーメン リアップエレクトリック 'Forces of Nature' マップパック 2012/03/27配信 価格 800MSP シーズンパスに含まれる、最後のDLC。250ポイントの追加実績あり。(EpicのRod Fergusson曰く、GoW3のDLCはこれで最後ではないとのこと) 5個の新マップ、4人の追加キャラ、追加のプレイリスト(前作からの復帰を果たす'Gurdian')、5種類の新武器スキンと2種類の武器スキン、 Elemental Cleaversという新武器の追加(Forces of Natureのマップのみ、Horde,Beastモード限定) Gears of War 3 Forces of Nature, Jacinto Flythrough | Epic Games Community http //epicgames.com/community/2012/02/gears-of-war-3-forces-of-nature-jacinto-flythrough/ http //www.choke-point.com/?p=10767 【マップ】 Aftermath Artillery Cove Jacinto (2からのリメイクマップ) Raven Down (1からのリメイクマップ) 【キャラクター】 整備士ベアード ベアードは知識の探求に没頭してしまうため、人付き合いは悪い。しかし、その豊富な知識を活かして独りでなら何でも直してしまうと評判が高い コマンド・ドム エマージェンスデー以前、ドミニクサンチャゴはエリート特殊部隊の一員だった。当時の任務の情報や詳細については抹消されている サベッジグレネーディアエリート 戦闘訓練を積んだグレネーディアは、野生化してさらに凶暴さを増した。サベッジグレネーディアのエリートは狡猾で、ローカスト軍の中でも圧倒的な戦闘能力を見せる ※リミテッド版でも名前は「サベッジグレネーディア」と誤植のまま。正しくは「サベッジグレネーディアエリート」 サベッジハンター ハンターは1つの目的のために調教され、屈することがない。デッドランドに置き去りにされることも厭わず、ハンターから狙われた者は決して逃れられない 【武器スキン】 メジャーリーグ ヴィクセン ハイプ ミッドナイト UV(ウルトラヴァイオレット) アイボリー(実績「やったぜ!」解除) FL4K(実績「フォースマルチプレイヤー」解除) 特殊ダウンロード・コンテンツ 単純にMSPなどで購入するもの以外のDLCを記載します。 他のページと一部重複しています。 ここに記載するDLC以外のキャラ&武器スキンにβテストからの引継ぎなどもある。 [コマンド・ドム] 2011年8月30日発売のファミ通Xbox360 10月号に付属。 2011年9月30日発売のファミ通Xbox360 11月号に付属。 DLC「'Forces of Nature' マップ パック」に付属するが、予約・購入特典のものとは別扱い。(色違いで、名称にリミテッドエディション) [整備士ベアード] Amazon.co.jpの予約・購入特典。(ただし通常版のみ) TSUTAYAの予約・購入特典。 ゲオの予約・購入特典。 その他ショップの予約・購入特典。 DLC「'Forces of Nature' マップ パック」に付属するが、予約・購入特典のものとは別扱い。(色違いで、名称にリミテッドエディション) [サベッジカンタス] Joshinの予約・購入特典。 古本市場の予約・購入特典。 その他ショップの予約・購入特典。 DLC「'Fenix Rising' マップ パック」に付属するが、予約・購入特典のものとは別扱い。(色違いで、名称にリミテッドエディション) [サベッジグレネーディアエリート] ※コードが印刷されているカードには、サベッジグレネーディアと記載されているが誤植。 Sofmapの予約・購入特典。 ビックカメラの予約・購入特典。 その他ショップの予約・購入特典。 DLC「'Forces of Nature' マップ パック」に付属するが、予約・購入特典のものとは別扱い。(色違いで、名称にリミテッドエディション) [アダム・フェニックス] Gears of War 3 エピックエディションに付属。 Gears of War 3 リミテッドエディションに付属。 Xbox360 320G Gears of War 3 リミテッドエディションに付属。 [グリフィン] ゲーム内でアンロック可能 Facebookで無料配布中。 ①Facebookにログイン(アカウント必須)後、EPIC Games CommunityもしくはFacebookの検索などから「Get Griffin」のページへ移動。 ②上部に表示されている「いいね」ボタンを押すと画面が切り替わります。 ③画面中央に表示されている「Get the Code」のボタンを押すとダウンロードコードが表示されます。 詳細はMS公式サイトのページにて。 http //www.xbox.com/ja-JP/Marketplace/Product/GearsofWar3/home
https://w.atwiki.jp/gearsofwar2/pages/34.html
THE EAGLE NEWSPAPER イーグル新聞 Found COG Forces Head Undergound COG 軍地下へ "This will be the largest mobilization of COG forces since the Pendulum Wars," Chairman Prescott told the Sovereigns press corps today. "Landown is the perfect location for us to launch this historic assault. The site of a valiant COG defense during the winter of Sorrow, it s also a strategic location that allows us to take this battle to heart of the enemy," プレスコット議長は本日ソブリンズ記者団に対し 「今回の兵力動員は先の世界大戦以来、最大規模となるだろう」と出版に語った。 「この歴史的攻撃を開始するにあたってランダウンは絶好の場所だ。 "嘆きの冬"の間、我がCOG軍が果敢の防衛線を繰り広げた舞台であり、 かの敵の本拠地である地底要塞へと降下する為の、戦略拠点でもあるからだ。」 Delta Squad Honored for Timgad Heroics デルタ部隊、ティムガドでの活躍を表彰される Colonel Victor Hoffman, Sergent Marcus Fenix and Delta One Squad were honored lastweek for their roles in the Lightmass bombing at Timgad. Originally hailed as the war sturning point, the bomb s most important effect was the elimination of Kryll breeding grounds. ビクター・ホフマン大佐、マーカス・フェニックス軍曹およびデルタ1部隊は先週、 ティガムドでのライトマス爆撃作戦への貢献が認められ表彰された。 戦況好転の切欠として知られるライトマス爆撃だが、 その最も重要な成果はクリルの繁殖地を排除した点にある。 AMBULANCE DRIVER S LOG 救急車運転手の日誌 Found Driver Wayne Mitchell 運転手 ウェイン・ミッチェル Route Timgad/Jacinto ルート ティムガド~ハシント Patient#1 33yr. old male Symptoms Coughing up blood brown mucus,nausea,minor bleeding from ears 患者その1 33歳 男性 症状 喀血および赤褐色の痰を伴う咳、吐き気、耳から少量の出血 Patient#2 21yr. old male Symptoms Nausea,coughing up blood reddish-brown mucus 患者その2 21歳 男性 症状 吐き気、喀血および赤褐色の痰を伴う咳 Patient#3 36yr. old female Symptoms Unconscious,blood reddish-brown mucus coming from nose mouth 患者その3 36歳 女性 症状 意識不明、鼻および口から血と赤褐色の痰 Patient#4 24yr. old male Symptoms Coughing up blood dark brown mucus,complaining of severe chest pain trouble breathing 患者その4 24歳 男性 症状 喀血および赤褐色の痰を伴う咳、強い胸痛と呼吸困難の訴えあり DOCTOR S JOURNAL Dr.Nicolette Shannon ある医師の日記 Dr.シャノン Found Dr.merriweather mentioned that she s seen numerous patients exhibiting similar symptom,even paranoia and aggression. But she appears to be less concerned than the rest of us. I m starting to wonder whether her close ties to the COG administration could be affecting her judgment about the patient s welfare. Going to follow up on this with the director tomorrow... . If we aren t taking care of our soldiers, who will? Dr.メリウェザーは、これまでも似た様な症状の患者を大勢見てきて、中には被害妄想や攻撃衝動まで起こす患者もいた等と言っていた。 しかし私たちからすればあまりにも関心が低過ぎる様に思える。 COG軍上層部と親密なあまり、 患者達の状態に関する診断に影響が出ている様な気がしてならない。 この件について、明日院長に相談してみよう。 私達以外に、一体誰が兵士達の健康をケアできるというの? Dr.Nicolette Shannon Dr.ニコレット・シャノン JACINTO MEDICAL CENTER FILE ハシント病院 カルテ Jonathan Harper ジョナサン・ハーパー Found Patient Name Jonathan Harper Occupation Sergeant(Echo Nine),COG Army 患者名:ジョナサン・ハーパー 職業:COG軍軍曹(エコーナイン) Age 29 Height 1.9m Weight 91kg 年齢 29 身長 1.9m 体重 91kg Patient is a 9-year veteran who has recently experienced vertigo,persistent cough,and insomnia. Was stationed in the Timgad area for 2months after Lightmass offensive, then assigned to Jacinto perimeter patrol last 4months. Symptoms began about 1months ago. Physical and diagnostic evaluation showed no chronic illnesses and no signs of bacterial infection. Prescribed a medium-strength antihistamine,released patient,and gave clearance for further duty. Expect a full recovery, with no side effects. 患者は9年間の兵役経験者。最近ではめまい、慢性的な咳、不眠に悩まされているとの事。 ライトマス爆撃後、ティムガド地区に2ヵ月間駐屯、 その語ハシント近郊警備に転属となり現在4ヶ月目。 各症状の発症は1ヵ月前。 診断と検査の結果からは、慢性疾患や感染症の兆候は見られない。 中程度の抗ヒスタミン剤を処方し、帰宅および任務復帰を許可。 副作用の危険性もなく完治が見込まれる。 Dr.Vivian Merriweather Dr.ビビアン・メリウェザー COG LETTER HEAD COG軍用箋 Found To Dr.Nicolette Shannon あて先 Dr.ニコレット・シャノン From COG Headquarters for Military Operations 差出人 COG軍司令部 Subject Medical Supplies/Urgent 題名 医療品補給について/至急 Your request for additional medical supplies has been received. Due to recent Locust incursions and the upcoming need for massive amounts of supplies during the Landown assault, your request has been respectfully denied. 医薬品の追加補給に関する依頼を確かに受領しました。 しかしながら、昨今のローカストによる襲撃、及びランダウンにおける戦闘により、医薬品の需要が 大幅に高まりつつある為、遺憾ながらご依頼に応じる事はできません。ご了承下さい。 COG PROCLAMATION COG軍による声明 Found Notice of Curfew 夜間外出禁止令 Due to recent Locust encroachment into Jacinto, COG soldiers will be enforcing a mandatory curfew every night untill further notice. All Jacinto citizens are encouraged to remain indoors whenever possible, and are ordered to be off the streets by nightfall. After dusk,COG soldiers have orders to shoot on sight. Keep in mind that Locust and humans can be hard to differentiate at night. Any citizen found to be in violation of this curfew faces arrest,imprisonment,and/or possible injury. Do your part to help make Jacinto a safer place for us all. ローカストによる昨今のハシント侵犯に備え、民間人の夜間外出を禁止します。 全ハシント市民は日中も極力屋内に留まり、 已む無く外出する場合は速やかに屋内へ退去して下さい。 COG軍兵士は、日没後の路上で不審な動きを発見次第、即時発砲するよう指示されています。 特に夜間においては、人間とローカストの判別が極めて困難です。 その為外出禁止令に反した市民は逮捕または投獄、 最悪の場合は銃撃で負傷する危険もある事に十分留意して下さい。 ハシントをより安全な街にする為、市民の皆さんのご理解とご協力をお願いします。 COG TAG CSID 085177-MJ3V5-PB Found Finally,got my own Raven,man,I m totally stoked! KR-59.I like that number too... it s a lucky one. Five like a fist,nine like cats have lives. とうとうレイヴンに乗れる事になった!ワクワクするぜ!KR-59号機だ。59って番号もいい… ラッキーナンバーだ。5は拳みたいだし、9は「猫に九生ある」って諺の数字そのものだ。 (訳者注:5は5本の指から転じて、拳や喧嘩を表すようです。 9については英語のことわざ“have nine lives like a cat ”=しぶといの意 から来ています) Always told em I d be flyingup there,was getting sick of the infantry crap. Gets crazy down there,smells like hell,never get a shower or nothing. Up there,in the sky,I m going soar,man...no one files like me. Sarge even said so,and he s eyes peeled for Nemacyst. ずっと飛ばせてくれって言い続けてきたのが、ついに功を奏したってわけだ。 歩兵にはもう、飽き飽きしてたんだ。 最近じゃ益々酷くなる一方だったもんな。臭いわ、汚いわ、風呂も入れないわ…いい事無しだ。 ああ、でもついに飛べるんだ、目に物見せてやる。俺ほどの腕の持ち主はいない。 あの軍曹がそう言ってくれる位だからな。あの人は何年いるんだっけ? 相当長いよな。ネーマシストに気をつければいいって言ってたっけ。 Locust better start saying their prayers... cause they got a devil in the sky watching down on em ローカストの奴らめ、覚悟しろよ…この俺が空から狙ってやるからな。 Pvt.Dylan Murphy ディラン・マーフィーニ二等兵 GRINDLIFT NOTICE グラインドリフトの掲示書 Found WARNING 警告 Failure to keep hands,feet,and/or body inside of the Grindlift pod during use could lead to injury, bodily trauma,dismemberment,decapitation.and in extreme cases,disembowlment. リフトの可動中に、手足その他の身体部分をポッドから出さないでください。 重大な負傷や四肢切断または頭部切断、及び内臓損傷の危険性があります。十分ご注意ください。 MUNITIONS REQUISITION FORM 軍需物資要請書 Found Can we just get some more damn ammo on the rigs,please? Mo an corey got the same problem as me! We got more buzzards than bullets,that ain t right! すまないが、もちっとリグに弾薬を補給してくれ。 ついでにモーやコーリーの分も頼む! まだハゲワシ共の餌にゃなりたくないんでね、頼んだぜ! Dizzy Wallin ディジー・ウォーリン JACINTO SENTINEL NEWSPAPER ハシント・センチネル新聞 Found DEVASTATION 荒廃 "They came during the night." That was the word from survivors, who endured a harrowing 24 hours in which Loucust forces bombarded the town with grenades, Nemacyst, and mortars. Though areas around Landown had been attacked during the recent months, nothing could prepare the city for the massive destructino that took place. Five years had passed since E-Day, but Landown residents felt like they were experiencing that horrific day all over again. 「奴等は夜間に襲ってきたんです。」これはローカストのグレネードやネーマシスト、 迫撃砲等が飛び交う壮絶な24時間を奇跡的に生き延びる事が出来た生存者たちの証言である。 ランダウンとその周辺地域ではこのところ空襲が日常化しつつあったものの、 今回の大規模な襲撃は住民の想像をはるかに超えるものだった。 ローカストの襲撃から既に5年の歳月が過ぎたが、 今回の襲撃により、あの忌まわしき「Eデー」の記憶が生々しくよみがえった住民も少なくないようだ。 Mayor Leland Ask for More Gears リーランド市長が軍備増強を要請 Following the attack on Landown and the Winter of Sorrow experienced by the surrounding area, Mayor Gerard Leland has asked the COG to deploy more Gears to the Landown barracks. ランダウンの襲撃および周辺地域での"嘆きの冬"の経験を踏まえ、 ジェラルト・リーランド市長はCOG軍に対し、同市内兵舎への追加派兵を要請した。 MEMORIAL INSCRIPTION 追悼碑文 Found IN HONOR OF THESE WHO SERVED 貢献を称えて To all those we lost during the Oendulum Waers,may they rest in peace, and know always that their brave sacrifices were not in vain.never shall they be forgotten. ペンデュラム戦争に散った命よ、安らかに眠りたまえ。 彼らの尊き勇気は、我々の記憶の中で永遠に生き続けるだろう。 TRUCK DRIVER S NOTE トラック運転手のメモ Found So I got a truck full of fresh ammo,and they want me to deliver it to the Riad Complex? What,are you kidding me? That s outside of town,by that sinkhole! 荷台は補充弾薬でぎっしりだ。こいつをリアドコンプレックスまで運べだと? 冗談じゃねえ。あそこへ行くには街を出なきゃならねぇし、陥没エリアのすぐ近くじゃねぇか! This is something the Gears should be doing.not a civilian... Hell,I should at least have an escort on this mission! Sometimes I wonder if the COG actually wants to win this war. これは軍の仕事だ。市民を巻き込むなよな… せめて護衛くらいつけてくれたって、罰は当たらねえだろうに! まったく、COGの連中ときたら、本気でこの戦争に勝とうとしてるのかね。 And don t even get me started on the Imulusion prices these days! Energy barons and the COG are lucky we re in a war. Bet they d have a revolt on their hands,otherwise. それに加えて、近頃のイミュルシオンの値上がりっぷりときたら! 市民を牛耳ってる奴等もCOGの連中も、戦争のおかげで助かってるよな。 さもなきゃ、こりゃ間違いなく暴動が起きてるぞ。 COG TAG CSID 595506-GK8C6-9A Found I m nervous,Ma.I m not afraid to admit it. We re heading Landown tomorrow,and I know a lot of us aren t going to make it back... For all we know,this is the last night of our lives. 母さん、正直に言うけど、今ものすごく緊張してるんだ。 明日、遂にランダウンに向けて出発するんだけど、一体何人が生きて帰れるんだろう… 仲間も皆、これが最後の夜だって覚悟を決めている。 You always said I should live every day like it was my last.I ve tried to do that, But I can t say I ve done that every day.I wish I had now,but you also used to tell me not to regret,just to move forward,keep learning.Everything works out in times. if I haven t lived every day like I should have,well,I figure at least I got tonight. It s a clear night too.stars look especially shiny tonight... I d like to think that winking one s you,Ma,Watching over me. 母さんはいつも「今日という日が人生最後の日だと思って毎日を大切にね」って言ってたよね。 僕なりに努力したつもりだったけど、やっぱり毎日それが出来ていたとは言えない。 今さら遅いよね。でも「後悔せずに前を向いて、反省から学びなさい」っていうのも 母さんの口癖だったよね。今になってやっとその意味が理解できた。 日々を大切にする事はできなかった僕だけど、今夜だけは違う。 空が澄んで、星がやけに輝いて見える… 母さん、あのウインクしてる星が母さんかな。僕を見守ってくれている。 Help me get through tomorrow... I promise I ll cherish each and every day. どうか明日に立ち向かう力を貸して下さい。これからはきっと毎日を大切にするから。 Your boy, Sammy 母さんの坊や サミーより
https://w.atwiki.jp/anozero/pages/1559.html
前ページ次ページ魔法少女リリカルルイズ ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエールの朝は早い。 というか早くなってしまった。 他の学院生徒や職員より早く起きたルイズはユーノを肩に乗せてバリアジャケットを装着。 フライアーフィンを足下に光らせ、こっそり窓から飛び立つ。 学院周辺に広がる森の開けた場所の上を2、3回周り人がいないことを確認すると着地。 「今日はここで練習するわね」 肩から飛び降りたユーノが答える。 「うん。ちょっと待ってね」 ユーノは自然にできた広場にあるルイズの背よりも大きい岩に走り、拾っていた小石を3つ並べた。 「まずは魔力制御の練習だよ。ここに並べた石を魔法で1つずつ打ち落としていくんだ。たくさん魔力を使わなくてもいいからよく狙って」 「わかったわ」 ルイズはレンジングハートを構えて魔力を集中させる。 杖の先にある赤い球が光り始めた。 「シュートっ」 魔力が弾丸となって尾を引いて飛ぶ。 小石を乗せた岩の下の方にぶつかった。 「もう一回!」 今度は遙か上の方にそそれ、どこか遠くへ飛んで行ってしまった。 「ルイズ、魔力の球は飛ぶだけじゃなくて方向を変えることができるんだ。落ち着いて魔力を制御して」 「わ、解ってるわよそんなこと」 さらにもう一回。 右に少しそれて飛ぶ。 「左に……飛んで!」 魔力弾は左に急カーブ。 広場の端にある木に当たって爆発を起こす。 「このっ!!もう一回!!」 今度は下にずれたので上へ軌道修正。 空高く飛び上がった魔力弾は見えなくなってしまう。 「なんで思ったように飛ばないのよ!!」 5発目。 「この、このっ」 6発目。 「このっ、このっ、このっ」 7発目。 「このーーーーっ、このこのこのこのこのこのこのこの」 8、9、10、11、12…………もはや連発になって幾つ飛ばしたか解らない。 その度にどこかに当たって爆発が起こる。 「何でよ、何でよ!こんなにたくさん打ってるのに!!1つくらい当たりなさいよ!!!」 さらに撃ち続ける。 「る、ルイズ落ち着いて。落ち着いて制御して」 ルイズは連射を止める。 大きく吐いて息を止めた。 それから吸い込んで深呼吸。 「そうね……そうよね。こんなに小さいのを飛ばしているから当たらないのよね。もっと大いのを飛ばさないと」 「え?」 レイジングハートを構える。 足を広げて、重心は深く。 「な、何する気?」 虫の知らせというのだろうか、ユーノは背筋に氷を入れられたような感じがした。 「リリカル……マジカル」 新しい魔力弾が形成される。 その輝きはさっきまで連射してたものよりも遙かに大きい。 「ルイズ、今はそんなふうに出力あげるんじゃなくて小さくていいから魔力の制御を練習して!」 「うるさい!リリカル……マジカル!」 魔力弾の大きさはそのままに輝きが強くなる。 「そんなに強い魔力弾を作ったらコントロールが難しくなるよ!!」 「うるさい!うるさい!リリカル……マジカル」 輝きはさらに強くなる。 そしてルイズの周りの風景が陽炎のように揺れる。 「ルイズ、やり過ぎだよ。魔力が漏れてる!」 「いいの!これでいいの!!リリカル……マジカル」 魔力弾は眩しくてもう直視できない。 漏れ出た魔力に煽られ、風が渦巻き、周りの木々を揺らした。 「わ、わ、わ、わ。ルイズ、止めて、止めて、そのままじゃ……」 「リリカル……マジカル!!!!!」 「Overflow」 ルイズとユーノは空を見上げて地面に寝ている。 森にできていた広場は二回りくらい大きくなっていた。 さっきまで草に覆われていた地面は土が剥き出しになっている。 「ねえ、ユーノ」 「何?ルイズ」 空の色が少しずつ濃くなっていく。 「爆発……しちゃったね」 「魔力を溜めすぎたんだよ。ルイズがうまく制御できるようになったら爆発せずにもっと溜めることができるよ」 「そう……」 小鳥の声が聞こえる。 爆発で逃げていた小鳥たちが戻ってきていた。 「ねえ、ユーノ」 「何?ルイズ」 「わたし、制御の練習もっとがんばるわ」 「うん、それがいいよ」 ハンカチで顔を拭く。 顔についた煤で黒ずんでしまった。 「空……高いね」 「うん」 ユーノが咳を1つ。 口から黒い煙を噴いたように見えたのは気のせいだろうか。 顔を横に向けると爆発で剥き出しになった地面が見えた。 ずーっと遠くまで見ていくと爆発に耐えた草があった。 その草の葉にトンボがとまった。 光の線が走るような感覚がした。 「ユーノ!」 この感覚は間違いない。 もう、3回目になるあの感覚だ。 「うん、ジュエルシードだ」 ルイズはマントを翻して起き上がる。 ユーノも飛び起きてルイズの肩に飛び乗った。 「行くわよ」 フライアーフィンが足下で光る。 地面を蹴って、ルイズは空に飛び上がった。 朝靄の中を獣が歩いていた。 大きい獣だ。 というより猫だ。 平屋の建物よりずっと大きい猫が歩いている。 ずんずんと足音を立てて歩く。 立ち止まって大あくび。 その大きな猫を木の上から見ている少女がいた。 黒いマントと衣装を着た少女は手に持った黄色い宝石を着けた黒い杖を水平に持ち上げる。 「バルディッシュ。フォトンランサー。電撃」 少女は杖をバルディッシュと呼んだ。 バルディッシュは答える。 レイジングハートと同様に。 「Photon lancer.Full auto fire.」 杖の先に集まった魔力が光の槍となって撃ち出される。 光の槍を受けた大きな猫は悲鳴を上げ駆け出そうとした。 黒い少女は杖の方向を少しだけ変える。 今度は光の槍を大きな猫の足下に向けて飛ばした。 槍をいやがって足を上げた大きな猫が地響きを上げながら倒れる。 それを見届けていたフェイトは杖を少し下げた。 「Sealing form.Set up.」 声と共にバルディッシュは音を立てて形を変える。 側面から伸びるのは4つの光の羽。 光の羽が放電を起こし、バルディッシュの戦端に光球を作った。 「捕獲」 少女は光の大きさを確かめ、それを大きな猫に撃ち出した。 その光の動きをルイズが見たらどう思っただろうか。 光球は全くぶれることなく大きな猫に引き寄せられるように飛んだ。 ルイズにはできない完全なコントロールで。 猫に当たった光球は、爆発を起こす。 そう見えたのもつかの間、形を電撃の網に変え猫を捕らえた。 電撃に身を包まれた猫は悲鳴を上げ、苦しさを伝えようとするが少女はただ何かを待っているだけだった。 そして、それは起こった。 悲鳴を上げ続ける猫から浮かび上がるものがある。 ジュエルシードだ。 「Order?」 「ロストロギア。ジュエルシード。シリアル14」 猫がさらに大きな悲鳴を上げた。 それを聞いた少女は何を思ったのか、顔を少し俯かせる。 「封印」 「Yes sir.」 杖を振り上げればたちまち空には暗雲が立ちこめる。 暗雲の中には光の槍が無数に作られ、それらは全て地上に横たわる大きな猫に降り注ぐ。 「Sealing.」 それだけでは終わらない。 暗雲は見上げるほどもある猫を覆い尽くすような雷を吐き出した。 ふくれあがった雷の光があたりを包み、そして消える。 後には弱々しい鳴き声を上げる普通の猫と、その上に浮かぶジュエルシードがあった。 「Captured.」 バルディッシュの宣言と共にジェルシードは杖の中に消えた。 少女は水蒸気を吹き上げるバルディッシュを持つ手とは反対の手で猫をそっと持ち上げた。 「ごめんなさい」 少女は手の中で小さく動く猫の体についた傷をそっとなでる。 指についた血を見つめ、目を伏せた少女は森の中に消えようとした。 その時、少女を止める声があった。 「待ちなさい!」 空から降り立ったルイズがレイジングハートを構えていた。 ルイズは冷や汗を感じていた。 ついさっき見た雷の魔法の威力、そして精緻さにだ。 しかも 「ルイズ……あの魔法。ミッドチルダ式だよ」 ルイズはユーノの言葉に首を動かすだけで答える。 背を見せる黒い少女は動かない。 「あなた……誰?」 後ろ姿には見覚えがない。 服はバリアジャケットだから、それで誰かを知ることはできない。 黒い少女はゆっくりと体を回した。 「フォトンランサー」 光の槍がルイズに放たれる。 「危ない、ルイズ」 人の形になったユーノがルイズの前に降り立つ。 両手を前に着きだし、魔法陣のシールドを展開。 ぶつかったシールドと槍は互いに光を発した。 「きゃああっ」 突然の強い光にルイズは目を背け、腕で顔を覆う。 その間もシールドに槍が当たる音は続いていた。 「く……」 槍の音が終わる。 同時に目を焼く光もなくなる。 黒い少女も消えていた。 「ユーノ、さっきのって……」 「うん。魔導師だ。それに、ジュエルシードを集めてた」 ルイズはレイジングハートを強く握った。 指の関節が白くなる。 「あの娘の魔法……すごかった」 「ルイズも練習すればできるようになるよ。ルイズは才能があると思うから」 「ほんと?」 「うん」 ルイズは自分の顔が笑ってしまうのに気づいた。 だがユーノが振り向くのに気付くと、あわてて両端が上がっている口を押さえて隠した。 「じゃあ、もう少し練習しましょう」 「あ、ルイズ。もうみんな起きる時間だよ」 「あっ!」 この練習はみんなに知られたくなかっだ。 だから、みんなの前では今まで通りの生活を続けなくてはいけない。 「ユーノ。帰るわよ」 ユーノはフェレットに姿を変える。 ルイズはユーノを肩に乗せて学校に向けて飛んだ。 前ページ次ページ魔法少女リリカルルイズ
https://w.atwiki.jp/kz193/pages/33.html
第7回Gears of war2交流戦は無事終了いたしました 参加してくださった方々、視聴してくださった方々ありがとうございました 試合形式 5チームによるトーナメント形式 ルール warzone3-3 3ラウンド先取 参加人数 18 チーム数 5 試合時間 21 00-23 00 試合結果 優勝チーム C組 トーナメント表が上手く表示できないため文章で書きます 第1回戦 ○CvsD× ○BvsE× 第2回戦 ○CvsF× ○BvsA× 決勝戦 ○CvsB× 個人成績 マーカス賞(kill) Sin ドム賞(アシスト)さいもん チーム 名前 kill Assist A はりー 1 1 A しじみ 1 1 A こんぶ 2 0 B はざま 10 4 B くぜ 12 4 B たいよ 4 1 C くろぎこ 4 3 C しん 13 5 C さいもん 10 7 D けがに 2 3 D たいさん 4 3 D Gさん 1 0 E おにきす 0 0 E るいーず 3 1 E さかな 1 1 交流戦の総括 皆さん1ヶ月ぶりです。 今回も無事に交流戦を終えることが出来ました。 原点回帰ということで、第1回Gears of war1の時のようにトーナメント 形式でやってみました。 今回は前回の総当たり戦とは違い時間厳守にして短い時間で終わらせると いう目標を立てて行いました。 それにも関わらず今回は18人も集まって頂きありがとうございました。 特に今回は新規に参加してくださった方々がたくさんいまして すごくうれしかったです。 トーナメントということで総当たり戦とは違いすさまじいまでの緊張感が ありました。現にプレイをみただけでがっちがっちになってる方が居たのは 見ていてすごく微笑ましかったです。 運営に関してはいつも通りできたと思いますが、今回はトーナメントだったので トーナメントを掲示板に張るのを忘れたり、手書きで書かないといけなかったりと 少し雑なところが目立ったと思いました。次回は書記も募集しようと思います。 今回は1回負けたら終わりということで物足りなさが残ったかもしれません。 次々回はその点も踏まえて考えていけたらと思います。 参加してくださった方々、見てくださった方々本当にありがとうございます。 次回は明日の第8回交流戦サバイバルがあります 平日の夜ということでかなり厳しいかもしれませんけど 1人でも多くのプレイヤーの参加をお待ちしています。 PSサブカメラマンの毛蟹さんありがとうございました。 トーナメント表がずれまくりでどうしようもなかったわ -- 19さん (2009-10-25 14 42 27) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/nanohass/pages/206.html
リリカル犬狼伝説 クロス元:犬狼伝説 最終更新:07/10/07 プロローグ『ある事件の結末』 ・ACT1 『捨て犬』(前半) ・ACT1 『捨て犬』(後半) ・ACT2 『猟犬 -ヤクトハウンド-』(前編) カオスJOJO クロス元:ジョジョの奇妙な冒険 ※完結 第一話 真のクロス職人の巻 風に帰る戦士の巻 魔法成人リリカル某 クロス元:スプリガン 【第一話 それは不思議な出会いなのだッッ!!】 第二話『魔法の呪文はリリカルなのだッッ!!』前編 第二話『魔法の呪文はリリカルなのだッッ!!』中篇 第二話『魔法の呪文はリリカルなのだッッ!!』後編 その1 TOPページへ このページの先頭へ
https://w.atwiki.jp/trinanoss/pages/15.html
クロスSS作品別インデックス A~M N~Z あ行 か行 さ行 た行 な行 は行 ま行 や行 ら行 わ行 A~M 作品タイトル クロス元 作者 ACE COMBAT ~THE UNSUNG Striker~ ACE COMBAT5 ~THE UNSUNG WAR~ F-16CCV氏 THE OPERATION LYRICAL ACE COMBAT04 T-2改氏 Call of Lyrical4 CALL OF DUTY4 MODERN WARFARE T-2改氏 Gears Of Lyrical Gears Of War 第22SAS連隊隊員氏 HALO THE LYRICAL HALO3 第22SAS連隊隊員氏 上へ N~Z 作品タイトル クロス元 作者 上へ あ行 作品タイトル クロス元 作者 上へ か行 作品タイトル クロス元 作者 上へ さ行 作品タイトル クロス元 作者 上へ た行 作品タイトル クロス元 作者 魔法少女リリカルなのはSAVERS デジモンセイバーズ やまさん氏 上へ な行 作品タイトル クロス元 作者 上へ は行 作品タイトル クロス元 作者 上へ ま行 作品タイトル クロス元 作者 上へ や行 作品タイトル クロス元 作者 上へ ら行 作品タイトル クロス元 作者 上へ わ行 作品タイトル クロス元 作者 上へ
https://w.atwiki.jp/thecockrockshockpop/pages/918.html
The Best Of SPEAR OF DESTINY The Best Of SPEAR OF DESTINY 2005年1月10日 1. Never Take Me Alive / 2. Outlands [ live ] / 3. The Traveller / 4. Strangers In Our Town [ live ] / 5. Miami Vice / 6. Time Of Our Lives / 7. The Man That Never Was / 8. So In Love With You / 9. March Or Die / 10. Radio Radio / 11. Life Goes On / 12. If The Guns / 13. Was That You ? / 14. Somewhere Out There / 15. Made In London / 16. Late Night Psycho / 17. Land Of Shame [ extended remix ] / 18. Never Take Me Alive [ Omar Santana mix ]
https://w.atwiki.jp/anirowakojinn/pages/3671.html
このバトルロワイアルには数多の世界から集められた超人達がいる。 魔法少女、ウィッチ、サーヴァント、吸血鬼、イノベイター、キメラアント、超能力者、錬金術師……誰もが誰も常人を遥かに超える力を持つ。 そんな猛者達の中でも、おそらく上位に食い込む実力の存在が、今現在夜の空を飛翔していた。 圧倒的な組織力と軍事力をもって、数多の次元世界を統括する時空管理局。 その時空管理局が誇る最強の魔導師が一人、エース・オブ・エースの異名を冠する少女。 およそ魔導師として最高とも言える才覚と、努力を努力と思わぬ直向さを、少女は持ち合わせていた。 二桁にも届かぬ幼少時から様々な戦線に立ち、あらゆる事件を解決に導き、経験を積み重ねていった。 才覚と努力と経験……その三つの要素を取り込み、己の糧としてきた少女。 それが高町なのは。エース・オブ・エースと数多の新人魔導師に崇拝され、その異名に足る活躍を見せる魔導師である。 高町なのはは、月下の中を飛びながら眼下の地に目を走らせる。 戦闘の気配はないか、他の参加者はいないか。魔力で強化させた五感を用い、周囲の哨戒を行っていた。 既に十数分の時間が経過しているが、その胸中の焦燥とは裏腹に、手応えはない。 戦闘の気配は感じられず、人の姿も見られない。 思わず唇を噛む。現状は明らかに異常であり、今すぐにでも何とかしなければいけない。 高町なのはとは責任感の強い人物である。 なのはは全てを背負い込んでいた。この場にある四十四の命、その全てを。 だが、解決策の取っ掛かりすら掴めず、他の参加者の発見も叶わない現状だ。 焦りがつのり、逸る気持ちだけが身体を動かす。 落ち着かねばと理性では理解していても、そう上手く心境を変えられるものではない。 くっ、と二進も三進も行かない状況に思わず声をもらしてしまう。 (―――ッ) その瞬間になのはは見た。 空の端にて光った黒色の光。禍々しい光は遠く離れたなのはにも視認する事ができた。 見覚えのある光であった。 親友であり上司でもある魔導師が使用する、驚異的な威力を有した最高級の広域型魔法―――ディアボリック・エミッション。 親友がこの場にいるのは既に確認している。だが、その親友はあれほどの術を使用せねばいけぬ状況に追い込まれているのか。 そもそもが理解不能な状況だ。Sランクの魔導師と同等に戦える者がいても不思議ではない。 焦燥が更に高まる。 光が見えた方角へと転進するなのは。 そこで、なのははとある女性と遭遇することとなる。 おそらくは、これ以上ない程の因縁の相手。 先手を打ったのは『なのは』であり―――だが『なのは』ではなかった。 『マスター!』 転進して直進を始めようとしたその刹那に、なのはがいる空より更に上空から攻撃が降り注いだ。 鮮やかな桜色の光が、奔流をもってなのはへと突き進んできた。 直前の相棒から忠告とエース・オブ・エースたる彼女の察知能力により、窮地からの脱出はそう困難なものではなかった。 両足に生えた、魔力で形成された羽が羽ばたくと同時に、なのはの身体が急激な加速を見せる。 射線から易々と抜け出したなのはは、攻撃が飛来した方向へと視界を動かした。 「なっ!?」 そして、なのはは言葉を失った。 そこにいたのは、『なのは』であったからだ。 服装も、容貌も、装備すらも、全てが全て鏡で映しだしたかのように同じ。 なのはを見下ろすように見詰める『なのは』は、自身の相棒と同じ形をとった杖をなのはへと向ける『なのは』は、本当に全てが同じであった 「あはははは! やるねぇ、偽物さん!!」 その声も、同じだ。 だが、声色だけはまるで違う。到底なのはが出すものとは思えない、狂気の入り混じった愉悦の声色であった。 「あ、あなたは……?」 「偽物なんかに名乗る名前はない。偽物は、偽物らしく本物の陰で消えてろぉ!」 混乱するなのはとは対照的に、もう一人の『なのは』は整然としていた。 強烈な殺意をまるで隠そうともせず、ただなのはに向けて狂った微笑みを向ける。 『なのは』は明らかに今の状況を楽しんでいた。 同じ容姿とは思えぬ程に、性格が乖離した存在だ。 「ディバイン……バスター!!」 「くっ! レイジング・ハート!」 それでいて使役する魔法はなのはと同様……いや、こちらも明確になのはのソレとは乖離している。 非殺傷設定の解除。なのはが決して選ぶことはないだろう選択を、それはさも当然のように取っていた。 そして、もう一つ。何よりもなのはの魔法攻撃とは違う事項が存在している。 それは、 「―――え」 ―――単純な攻撃力。 応戦したなのはが放った魔法は、眼前の『なのは』と同様の砲撃魔法であるディバイン・バスター。 目の前の敵がどれだけの力を有しているか分からないのだ。 なのはは手加減なしの全力全開で術を行使した。 なのに、激突した砲撃魔法は一瞬の拮抗を生み出すことすらなかった。 風船が弾けるようになのはのデイバイン・バスターが弾け飛び、『なのは』のディバイン・バスターが直進する。 殺傷設定と非殺傷設定の差はある。 だが、だからといってここまで一方的な結果などありえない。 同等の威力がある砲撃同士であれば、やぶれるにしろ僅かな均衡は生まれる筈である。 答えは明確だ。 なのはと『なのは』の攻撃力は、それほどまでに愕然たる差が存在するのだ。 拮抗も、均衡すらも生み出さない程の圧倒的な差。 生ける伝説とすらされるエース・オブ・エースを全く寄せ付けぬ、人類未踏の位置にそれは君臨しているのだ。 もう一人の『高町なのは』―――またの名をW.D.M.G(ホワイト・デビル・マジシャン・ガール)。 最強にして最恐、最強にして最凶のモンスターカードが具現化したものである。 「くうっ!」 自身の一撃をものともせずに進む奔流を、なのはは寸でのところで回避する。 完全に予期せぬ事態にありながら、それでも直撃を避けたのは、流石のエース・オブ・エースと言えるだろう。 だが、砲撃の余波を喰らったなのはは完全にバランスを失ってしまった。 錐揉み状に回転し、上下左右の方向すら分からなくなる。 「―――消えちゃえ」 W.D.M.Gが攻撃の手を緩める様子はなかった。 クルクルと回転しながら墜落していくなのはへと、レイジングハートの矛先を向け、魔力を溜める。 一瞬で臨界へと至った魔力は、何の躊躇いも感慨もなく放たれた。 そこに殺意以外の何も存在しない。 己と同じ姿をしているというだけで、W.D.M.Gの憤怒を滾らせるには十分で、殺害するに値した。 桜色の極光がエース・オブ・エースへと急迫する。 なのはも、その相棒たるレイジングハートも、だがしかし諦めない。 ぐちゃぐちゃに掻き乱れる視界の中で、それでも砲撃の存在を感知し、己を包むように球状の防御壁を形成する。 レイジングハートに装填されている全てのカートリッジを使用して、ただでさえ強固な防御魔法を更に強化させる。 並大抵の砲撃ではヒビをいれる事すらできないであろう防御魔法であったが、なのはもレイジングハートも思考の端で理解していた。 おそらくは、このバリア魔法をもってしても防御は叶わない。 エース・オブ・エースとしての経験が、冷徹な結論を導きだしていた。 だが、諦める訳にはいかない。 自分は管理局の魔導師だ。人々を助け、悪を捕縛する、魔導師。 この場には救いを求める人々が何人も何十人もいる。 ここで倒れる訳には、死ぬ訳にはいかない。 ありったけの魔力を手中のレイジングハートへと注ぎ込み、少しでも防御力を上昇させる。 そして、シールド魔法に衝撃が走った―――。 結果は、なのはの予想通りであった。 カートリッジと全力全開の魔力をもって形成されたシールド魔法は、またもや一瞬の均衡すらも生むことはなかった。 衝撃とともに発生した爆煙が、空を埋め尽くす。 煙が晴れた後に残るものは何もなかった。 死体すらも残らない、 なのはの姿は影も形もなく、消えていた。 「へぇ……面白いね」 己が破壊の残滓を見詰めながら、W.D.M.Gは楽しげに口角を持ち上げる。 その獣を思わせる微笑みは、なのはを屠った満足感からくるものなのか。 W.D.M.Gが心中を理解できるのはおそらく彼女自身しかいないのだろう。 笑顔を張り付かせたまま、視線を動かし、月夜に照らされる夜天を見回すW.D.M.G。 数秒ほど周囲を見たW.D.M.Gは、唐突に動いた。 眼下の森林へと垂直に落下し、両足で地面を捉える。 息を呑む音が聞こえた。 W.D.M.Gの眼前には一人の少女がいたのだ。 外見からするに小学生程の年齢だろうか、だがその瞳には力強い光が灯っていた。 発見されたことによる幾分かの驚愕と、その驚愕を遥かに上回る戦意があった。 先程の破壊をみて尚も折れる事のない闘志が、その瞳からはありありと見て取れた。 「ここは一体何がどうなってるのかなぁ? 面白いけど、ムカついちゃうねぇ」 恐怖の欠片も感じさせない表情に、W.D.M.Gは苛立ちを隠そうともしない。 粘着くような薄気味悪い笑みを浮かべながら、目は今まで以上の殺意にぎらつく。 「あなたは……誰なの?」 「それは私の台詞だよ。あんた『達』はいったい何なのかな」 W.D.M.Gは目の前の少女に見覚えがあった。 少女はやはりW.D.M.Gとまるで同じ容貌であった。 もっと言うならばW.D.M.Gが取るもう一つの姿と―――幼少時の『高町なのは』の姿と―――まったくの同じである。 三人目の『高町なのは』―――高町なのはが英霊(サーヴァント)として現界したものが、今のこの姿であった。 英霊としての位はアーチャー。第六次聖杯戦争にて、圧倒的な魔力と高等なステータスをもって勝ち進んできたサーヴァントである。 「私は……なのはだよ。高町なのは」 「あんたが持ってる奴もそうみたいだねぇ」 場に現れた三人目の『高町なのは』はその小さな背中に一人の人物を背負っていた。 W.D.M.Gに撃墜され、その死体さえも消滅したかと思われていたなのは。 アーチャーは砲撃が直撃する直前で、なのはを救出していた。 W.D.M.Gのディバイン・バスターへと、自身も全力で砲撃を放ち、威力の減衰を図ったのだ。 アーチャーの力を持ってしても相殺するには至らなかったが、それでもなのはの命を救う事はできた。 なのはが決死の思いで張った防御魔法も功をそうした。 アーチャーの砲撃となのはの全力全開の防御魔法。 その二つの要素が重なることにより、結果としてなのはは生存することができたのだ。 そして、アーチャーは爆煙を目くらましに、気絶し墜落してくるなのはを掴み、森林へと身を隠した。 「横槍を入れてきたのはあんただったんだぁ。まぁ、結構頑張ったみたいだけど……無駄だったねぇ!」 だが、その救出劇に決して代償がなかった訳ではない。 なのはは命は助かったものの意識を失い、アーチャーは魔力の殆どを消費してしまった。 アーチャーもまた全力全開で砲撃を撃ち放ったのだ。 何の考えもなかった。気付けば、なのはを助けねばと身体が動いていた。 後のことも何も考えずに、ただ全力で。アーチャーはなのはの救出に全てを賭けた。 エース・オブ・エースとサーヴァント……言ってしまえば両者の全力全開をもってですら、被害はこれほどに凄惨たる結果であった。 アーチャーは目に見えて疲労困憊といった様子で、顔には薄い汗をかき、肩で息をしている状態だ。 二人の『高町なのは』の力を合わせてさえ、結末は現状の打開にすら至らぬ切迫の窮地であったのだ。 W.D.M.Gはレージングハートを構え、その矛先に魔力の光を渦巻かせる。 アーチャーは切り札たる宝具の使用を思慮するが、魔力の疲弊が大きい今、それでも眼前の魔導師に勝てる見込みは少なく感じていた。 じゃあ、死んじゃえ、とW.D.M.Gが三度死神の鎌を振ろうとする。 このまま死ぬならば、とアーチャーが宝具を使用するべく魔力を高める。 その時であった。 ―――なのはからすれば二度目の、アーチャーからすれば一度目の、救済の手が伸びたのは。 バス、という鈍い音が響いたと同時に、W.D.M.Gの身体が小さく傾いだ。 アーチャーに視認できたのは、闇の中を走った緑色の光線がW.D.M.Gの身体に直撃した瞬間だけであった。 アーチャーから見て右手側の森林あら飛んできた光線は、見事にW.D.M.Gの頭部を穿っていた。 しかしながら、その身に纏ったバリアジャケットは、W.D.M.Gの魔力の高さを示すように堅牢なものであった。 謎の光線のヘッドショットを喰らっていながらも、その体勢を崩すだけに留まっている。 それでも、その隙を見逃すアーチャーではなかった。 なのはを背負ったまま、残る全ての力を振り絞って飛行魔法を発言し、森林を駆け抜ける。 障害物が多く高速の飛行には適さない空間ではあるものの、ただ夜天に無防備な背中をさらすよりは遥かにマシだ。 アーチャーは森林を地面スレスレで疾走しながら、その飛行技術をもって障害物を華麗に避けながらW.D.M.Gとの距離を離す。 「ッ、逃がすか!」 鬱蒼とした森林の中へ身を隠したアーチャー達に、W.D.M.Gは殆ど当てずっぽうで砲撃を飛ばした。 森林が砲撃に震撼し、何十もの木々が桜色の極光にのまれ破片も残さず消え失せる。 直撃を避けた木々であっても、余波の暴風だけでまるで小枝のようにへし折れ、吹き飛ぶ。 光が消えた後に残るのは、数百メートルの先まで抉られた地面と、抉られた地面を中心に広がる惨状であった。 「逃げられちゃった……みたいだね」 W.D.M.Gの表情に宿るは、ただただ純粋な憤りであった。 傍から見ても分かる強烈な憤怒。まるで親の仇でも見たかのような表情だ。 「いいよ、殺してあげる。邪魔者も、『高町なのは』も、全部全部私がメチャクチャにしてあげるよぉ!!」 そう宣言したW.D.M.Gが最初に見たのは緑色の光線が飛んできた方角であった。 おそらくは狙撃。W.D.M.Gのバリアジャケットを貫くには至らなかったものの、その身を怯ませた。 それなりに強力な攻撃なのだろうが、W.D.M.Gにとっては火に油を注ぐだけであった。 W.D.M.Gは狙撃があった方角に、身を隠そうともせずに進み始めた。 最強の白い悪魔が、更なる破壊をもとめて彷徨いだす。 【一日目/深夜/E-3・森林】 【高町なのは(WDMG)@遊戯王なのはMAD】 [状態]健康 [装備]レイジングハート・エクセリオン@遊戯王なのはMAD [道具]基本支給品一式 、ランダム支給品0~2 [思考] 基本:参加者の皆殺し。主催者も殺す 1:狙撃手を殺す 2:二人の『高町なのは』も殺す [備考] ※遊戯王 AIBOvs王様・社長・凡骨・顔芸 【後編Bパート】決着直前、最も強化されている時点からの参戦です ◇ 「突撃砂ですが無害です」 そして、森林の中を全力で走る存在があった。 人間のそれとは大きくかけ離れた、まるで機械のような身体をした不可思議な風貌。 この存在こそがまさにW.D.M.Gへ一矢報い、二人の『高町なのは』を救う切っ掛けを造りだした存在であった。 「ボーダーブレイクかと思った? 可愛いバトロワちゃんでした! 強制バグとはどういうことかね牛マン君!!!?!11!11?」 男は一人で訳の分からぬことを語りながら、ブーストダッシュと屈伸キャンセルを駆使して森林を疾走していた。 プレイヤー名・Tsurugi。視聴者からは突撃砂や凸砂と呼称されることの方が多いか。 ボーダーブレイクのプレイヤーにして狙撃兵装を主として使用する男である。 Tsurugiは夜叉弐脚の高速移動をもって狙撃地点からの離脱を行っていた 芋砂であれば同位置に留まって狙撃を続けていたのだろうが、それが悪手であることはTsurugiも理解していた。 とりあえず場を移動し、本人のいる場所を悟られない。それが重要であった。 「それにしてもヴェスパヘッドショットで死なないとか、汚いなさすがリア重きたない」 児童をペロペロしようとしていた不届き者を撃墜しようと、ヴェスパで狙撃を試みたまでは良い。 凸砂にしては珍しく狙撃は成功し、その頭部に直撃を成功させた。 だがしかし、ペロリストは大したダメージを受けた様子もなく、ちょっとのノックバックで行動を再開していた。 やはりリア重(バリア装備の重火器兵装)は汚いと再認識するTsurugiであった。 Tsurugiは森林を進みながら、周囲を警戒する。 先のリア重はこちらを追跡するのか、児童を追跡するかは分からない。 ともかく余り正面から戦うのは嫌な相手であった。 こちらの最大火力である狙撃銃・ヴェスパインのヘッドショットをもってして、大したダメージは与えられなかった相手だ。 流石に遭遇はゴメンこうむる。選ぶは逃げの一手だけである。 そして、森林を進むTsurugiは視界の先に誰かが寝転んでいるのを発見した。 土にまみれ、身体の所々からは大量に血を流しながら、地面に転がる女性。 Tsurugiにも見覚えのある女性だ。 スコープを通して見た、児童に背負われていた筈の女性である。 「Wow……」 Tsurugiは女性の様子を見て言葉を失った。 女性は傍から見ても酷い傷を負っていた。 左手はあらぬ方向にねじ曲がり、頭部からは大量の鮮血が今も尚流れ続けている。 頭部からの出血はその端整な顔を完全に血塗れにしていた。 ブラストが無惨に破壊される様子は飽きる程に見てきたTsurugiであるが、生身の人間がこんなにも傷ついている姿は見たことがない。 これがブラストであれば、十秒リペアの為にリペアショットⅤをブッパしているところだが、流石に生身の人間に行うことはできない。 支援兵装でも装備していれば、まだ何とかなったのかもしれないが、今のTsurugiの装備は普段通りの狙撃兵装。どうすることもできなかった。 「……とりあえず移動でオナシャス」 女性を背負い、移動を続けようとするTsurugi。 意識を失った状態で、それでも武器らしき派手な杖を離そうとしない辺り相当な意志の強さを感じる。 完全に載積量オーバーであり、目に見えて移動速度は低下したが、この女性を見捨てることはできなかった。 ボーダーブレイクとは違う、本当の生死が掛かった殺し合いだ。 さしものTsurugiもおふざけに走る事はできなかった。 一つの命を抱えながら、突撃砂にしては珍しく、突撃を我慢しながら逃亡していく。 【一日目/深夜/E-2・森林】 【Tsurugi@ボーダーブレイク突撃砂動画エアバースト】 [状態]健康、弐 弐 β 弐 [装備]LZ-ヴェスパイン(9/10)@ボーダーブレイク突撃砂動画エアバースト、マーゲイ・カスタム@ボーダーブレイク突撃砂動画エアバースト セントリーガンAC@ボーダーブレイク突撃砂動画エアバースト、光学迷彩・試作型@ボーダーブレイク突撃砂動画エアバースト [道具]基本支給品一式 [思考] 基本:突撃砂ですが無害です 1:女性と一緒に狙撃地点から離れる。 2:女性を治療する 3:児童ペロリストまじマナー違反。でも戦ったら死ぬんで逃げます^^; 【高町なのは@魔法少女リリカルなのはStrikerS】 [状態]左手骨折、頭部裂傷、全身ダメージ(大)、気絶中 [装備]レイジングハート・エクセリオン@魔法少女リリカルなのはStrikerS [道具]基本支給品一式、ランダム支給品×0~2 [思考] 基本:殺し合いを止める。誰も殺させない 0:気絶中 ◇ カールスラント空軍大尉にて連合軍第501統合戦闘航空団所属のエースウィッチ、ゲルトルート・バルクホルンは暗い森の中を進んでいた。 名誉あるカールスラント軍人としてこのような殺し合いなど許せる訳がなかったし、何よりエイラやサーニャ、そして宮藤までもがこの殺し合いに参加させられている。 殺し合いを止めなければならない。その意志に任せて、バルクホルンは道なき道を進んでいく。 「ム?」 歩き始めて二十分ほどが経過した頃であろうか、バルクホルンは一度立ち止まり、空を見上げた。 小さなものであったが、何か音が聞こえた気がしたのだ。 木々の間から見える空は狭いものでったが、注意深く観察を続けていく。 そんなバルクホルンの視界にて、星や月のものとは違う光が映った。線のような長細い光が一度、二度。 更にはそれなりの規模の爆発が発生する瞬間をも、視界の端で捉えた。 爆発の様子を見たと同時にバルクハルンは走りだしていた。 何らかの戦闘が発生している空域。もしや自分や宮藤たち以外のウイッチもこの殺し合いに巻き込まれているのかもしれない。 そんな思考に従って、鍛え抜かれた痩躯でもって走り出すバルクホルン。 静寂に包まれる森林の中で異変が起こったのは、彼女が走り出してすぐのことであった。 「ッ、マズい―――!?」 今度は明確に見え、聞こえた。 暗い森林の奥の方で発生した、鮮やかでいて暴力的なまでに強烈なピンク色の光。 次いで届くは耳をつんざくような強大な爆音と、森林を根こそぎひっぺ返すような暴風であった。 バルクホルンをもってさえ、その暴風には耐えられなかった。 周囲の木々と同様に、破壊に巻き込まれ宙を舞い、背中から地面へと叩きつけられる。 痛みと息苦しさを盛大に訴える体に、バルクホルンも少しばかりの休息を取らずにはいられなかった。 大の字に寝ころび、痛みに耐えながら、それでも首だけを持ち上げ、何が起きたのか把握しようとする。 周囲の状況は凄惨そのもの。圧し折れた木々が、子供が癇癪を起こした後の遊び部屋のように雑多に散らばっている。 破片に当たらなかっただけ僥倖と見るべきなのだろうか……そんな風にバルクホルンが思ったその時、バルクホルンは空にある奇妙なものを発見した。 空に映る黒色の点。その黒色の点は目に見えて大きくなっていき、空を隠そうとしている。 ……いや、違う。これは点が大きくなっているのではない―――何かが落ちてきているのだ。 事態を察知したバルクホルンは、痛みを圧し殺して立ち上がり、己の固有能力を発動させた。 単純にして協力無比な能力『肉体強化』。本来のウィッチが受ける恩恵を、遙かに越えた身体能力のパワーアップ。 その『肉体強化』の能力をもて、バルクホルンは落下してくるそれを正面から受け止めた。 受け止めると同時に、落ちてきたそれが何だったのか把握する。 「こ、これは……」 落ちてきたものとは、何とも可愛らしい少女であった。 身体の至る所に傷を作りながら、苦悶の表情で意識を失う少女。 それは高町なのはを救おうと逃亡を試みたサーヴァント・アーチャーであった。 W.D.M.Gの視界から逃げ果せるに成功したアーチャーであったが、先の一撃を躱し切るには至らなかった。 直撃こそはしなかったものの、余波により宙へと打ち上げられ、背負っていた高町なのはも手放してしまったのだ。 そして、なのはは突撃砂の元へ、アーチャーはバルクホルンの元へと偶然にも吹き飛ばされた。 幸運なことは、落下した付近に殺し合いに乗っていない参加者がいた事と、どちらも傷を負いながらも命は助かった事だろう。 「お、おい、大丈夫か! くっ、先程の破壊現象に巻き込まれたのか……!?」 何がどうなっているのか今一理解が追い付かないバルクホルンは、慌てながらも冷静な行動に努めた。 少女を抱き上げながらも、ひとまずその場から離れようとする。 先程の破壊現象は明らかに自然的なものではなかった。 おそらくは何者かが何かしらの能力を発動し、あれだけの事象を引き起こしたのだろう。 何もかもが分からないことだらけであったが、怪我人を庇いながら戦える相手でないことだけは察知できる。 今のバルクホルンに選択できる手は、カールスラント軍人としては不甲斐なく感じるものの、逃亡だけであった。 【一日目/深夜/E-4・森林】 【ゲルトルート・バルクホルン@ストライクウイッチーズ】 [状態]健康 [装備]なし [道具]基本支給品一式、ランダム支給品×1~3 [思考] 基本:殺し合いを打開する 1:この少女の怪我を治療する 2:宮藤達と合流する 【アーチャー(高町なのは)@第六次聖杯戦争】 [状態]身体の各所に負傷、ダメージ(中)、気絶中 [装備]レイジングハート・エクセリオン@第六次聖杯戦争 [道具]基本支給品一式、ランダム支給品×1~3 [思考] 基本:殺し合いを止める。誰も殺させない 0:気絶中 【動画紹介】 ボーダーブレイク突撃砂動画エアバースト ハイスピードロボットチームバトル「BORDER BREAK」のプレイ動画。 遠距離からの狙撃戦法を主とする兵装でありながら、「ヒャア我慢できねえ!突撃だ!」の一言と共に戦線の最前線に突っ込んでいく姿は衝撃的の一言。 魔槍ヴェスパによる竹槍、ベース前芋砂、トイレの(死)神様といったプレイを見せがらも、狙撃兵装で上位ランクたるSランクを維持し続けている。 奇抜かつネタに見えるプレイの数々だが、AIMやQS、交戦時の立ち回りなどの基礎技術に支えられたものであり、その腕前は本物である そのおっぱいを揉みしだく!! ~暗殺者(アサシン)が見た、驚愕の女騎士マーダー撃退法~ 投下順 パロロワだからって無修正はいけないと思いま……こんなこと言ってる場合じゃねぇ!! GAME START 高町なのは [[]] GAME START 高町なのは(WDMG) [[]] GAME START アーチャー(高町なのは) マジメな堅物軍人かと思った? 残念、お姉ちゃんでした!! GAME START Tsurugi [[]] GAME START ゲルトルート・バルクホルン マジメな堅物軍人かと思った? 残念、お姉ちゃんでした!!